否定はしないけれどもこだわらない、ということ

昨日、スーパーでお寿司のパックを買った。

人を見ていて思うのは、本当に個性があって創造的な人は束縛や伝統を知っており、あまり個性がない平凡な人は「自由」や「中立」に幻想を抱く傾向にあるということ。

前者は既存のものをいちいち否定はしないが、後者は既存のものをわざわざ否定したがる傾向にある。

自由や創造性とは、既存のものを否定して克服してしまうことではなく、既存のものを知りつつも、否定はしないけれどもそれにこだわることもない、という微妙な佇まいのなかでこそ、育まれているように思われる。










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