ツナサンドを食べると、ツナサンドのことを思い出す

例えば、返事が欲しいメールがなかなか来ないのはどうしようもない。

今日は、久しぶりに自作のツナサンドを持って大学へ行った。ときどき、どうしてもツナサンドが食べたくなるのである。

大学に着いたら、ツナサンドを食べる前に、メールを3通書いて、それから来月締め切りの原稿に少し手を入れた。それが一段落したらお昼休みということにして、ようやくツナサンドを食べた。

ツナサンドを食べ終えた後、某事務に行って少々ややこしい相談事をした。それを終えて再び研究室に戻ってから、また別の3通のメールを書いて、その後は新しい本の原稿を書き進めて、一日を終えた。

ツナサンドを食べると、学生時代によく近所のパン屋で買っていたツナサンドを思い出す。ある食べ物を食べると、その食べ物のことを思い出す、というのは、ちょっと奇妙な傾向かもしれない。

今日は、短い文章のなかで、8回も「ツナサンド」と書いてしまった。

こんな日は、めったにないだろう。









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