このありきたりな傾向は、人間について何を示唆するのか

週に一度だけこの通路を歩いていた日々は、もう遠い昔。

年を重ねたからといって、賢明になるとは限らないし、誠実さが増すとも限らない。しみじみとそう感じることが、数日前にあった。これは、少しも珍しくない現実だけれども、しばしば宗教的な感慨を喚起させるものでもある。

このありきたりな傾向が、人間というものについて何を示唆するのかを、今夜はじっくり考えながら、寝ることにしよう。

ところで、8年間くらい使っていたリュックに穴があいてしまったので、新しいリュックを買い、今日からそれを使い始めた。色や大きさは前の物とほとんど同じだけれど、ポケットの位置などが微妙に違うので、まだ慣れない。

同じく8年間くらい使っている圧力鍋は、まだまだ壊れそうにない。たぶん、リュックよりも圧力鍋の方が丈夫なのだろう。









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